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こだわりの旅・シベリア 旅行情報
◆必見!知っておきたい旅のポイント情報! |
その1
服装と気候 |
「春・夏・秋・冬」晴天と雨天、朝晩との気温の差が10℃以上になるこもあります。温度の変化に対応できるような衣類を必ずお持ち下さい。「夏」のウラジオストックは日本と同様に蒸し暑い気候です。一方、ハバロフスク、イルクーツクは湿度が少なくしのぎやすい暑さで日本の夏服で対応できます。但し寒暖の差が激しい日もありますので薄手の上着をお持ちになると良いでしょう。どの都市も夏は蚊が多いので虫除けスプレーをお持ちになると便利でしょう。 |
都 市 |
気 温 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
ペトロパブロフスク
カムチャッキー |
最高気温
最低気温
降水量)
|
6.0
-1.0
---
|
11.0
4.0
--- |
15.0
7.0
--- |
16.0
9.0
--- |
14.0
6.0
--- |
8.0
1.0
--- |
1.0
-6.0
--- |
-3.0
-10.1
--- |
ウラジオストック |
最高気温
最低気温
降水量) |
15.0
5.0
71.1
|
17.0
9.0
99.0
|
22.0
14.0
114.3
|
24.0
16.0
147.3
|
20.0
12.0
124.4
|
13.0
4.0
73.6 |
3.0
-5.0
30.4
|
-5.1
-13.1
17.7
|
ハバロフスク |
最高気温
最低気温
降水量) |
18.0
-5.0
60.9
|
24.0
11.0
81.2
|
27.0
15.0
132.0
|
25.0
14.0
139.4
|
19.0
8.0
88.0
|
10.0
0.0
58.3
|
-2.0
-12.0
27.9
|
-13.0
-22.0
17.7
|
イルクーツク |
最高気温
最低気温
降水量) |
17.0
1.0
33.0
|
23.0
7.0
65.8
|
25.0
10.0
114.3
|
22.0
8.0
88.9
|
16.0
2.0
55.8
|
8.0
-5.0
25.4
|
-3.0
-15.0
22.8
|
-11.0
-22.0
20.1
|
東 京 |
最高気温
最低気温
降水量) |
22.0
14.3
144.0
|
24.1
18.0
176.0
|
28.2
22.3
135.6
|
29.8
23.6
148.5
|
26.3
20.2
216.4
|
20.1
14.1
194.1
|
15.5
8.6
95.6
|
11.3
3.7
54.4
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*各地の気温や降水量はあくまでも目安としてご覧下さい。又出発前にはインターネット等でご確認下さい 世界の気温へ |
その2
言 語 |
ホテルのインフォメーション等では英語が通じますが、それ以外すべて「ロシア語」です。 |
その3
時 差
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各地の時差(単位:時間) |
夏 時 間 |
冬 時 間 |
ハバロフスク、ウラジオストック、サハリン |
日本と比べ +2 時間 |
日本と比べ +1 時間 |
ペトロパブロフスクカムチャッキー |
+4 時間 |
+3 時間 |
イルクーツク |
±0 時間 |
−1 時間 |
その4
通貨・両替
ルーブル(RUR) |
日本でロシアの通貨、ルーブルは両替できません。小額米ドルの現金をお持ち戴きホテル又は到着時の空港両替所にて早めの両替をお勧めいたします。クレジットカード、トラベラーズ・チェックは殆ど利用できないとお考えになられたほうが良いでしょう。 |
その5
チップについて |
原則的にはチップの制度はありません。しかし、最近ではお世話になった人にチップをあげるのが習慣になってきています。ガイド($10〜20)、ドライバー($3〜5)、レストランのウエィトレス($1〜2)ホテルのポーター($1)などに感謝の気持ちとして多少のチップを上げれば喜ばれるでしょう。 |
その6
タクシー |
ホテルやレストランにあるタクシーは町で拾うタクシーより多少料金は高いが安全で確実、特に夜の外出はタクシーに載られる事をお勧めいたします。 |
その7
安全情報 |
昼間はさほど用心しなくても観光はお楽しみいただけますが、夜間になると同じ場所でも不安定になります。夜間は酔っぱらいも増え駅周辺や酒場などでは独特の雰囲気になり道路も暗く注意が必要です。ご自身の荷物から目を離さない。人通りの少ない道には入らない。見知らぬ人についていかない。特に日本語を話したそうに近づく人は要注意!人前で財布をちらつかせない。慣れぬ国だからこそ、基本的な注意を怠らない事も大切です。又部屋を出るときには。必ず部屋のカギをかけて外出してください。貴重品はホテルの貸し金庫に入れてください。駅や市場など人が混雑するところはスリなどがいるので、財布とカメラには特に注意してください。 |
その8
電気製品 |
電圧は、220ボルト、50ヘルツ、プラグは、Cタイプ。日本の電気製品はそのまま使用できません。変圧器の付いて電化製品又は、変圧器と接続プラグが必要です。又は電池式のものをご持参下さい。 |
その9
査証(ビザ) |
ホームページの渡航手続きをご覧下さい
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その10
水 |
飲用にはミネラルウォーターを購入してください。ミネラルウォーターは、ロビーにあるユニハブ・ショップで売っています。ミネラルウォーターを購入する際には「ノン・ガス・ウォーター」と頼んでください。なぜならミネラル・ウォーターと言う言葉はロシア語で炭酸水を意味するからです。 |
その11
トイレ |
市内には公衆トイレが少ないのでホテルを出かける前にお済ませ下さい。街の公衆トイレは駅、市場、博物館に必ずありますが有料です。料金は5ルーブル程度です。トイレットペーパーの無いトイレもありますのでご注意下さい。 |
その12
ホテル事情 |
ホテルの備品はホテルによって様々ですが、バスタオル、タオル、石鹸等最低限のものしかないホテルもあります。歯磨きセット、シャンプー等はご持参いただいたほうが無難です。又ホテルによりシャワーのみのお部屋もあります。
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◆シベリア鉄道 必携三種の神器◆
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「トイレットペーパー・携帯用コップ・箸」なには無くてもこの3点は忘れずに持ち込んでください。その他には、サンダルやスリッパが有れば便利ですハードクラスコンパートメントは、2段合い向かい4名定員です。ソフトクラスは2名定員、冷房はありませんが暖房は完備、照明は天井の蛍光灯と各ベッドには読書灯があり不便さはありません。お湯は各車両に大きなサモワールが付いていて常時使えます。ビールは停車駅の売店か車内販売でも手に入ります。
ー食事ー
シベリア鉄道の楽しみは、停車駅のグルメ。駅では地元のおじさん、おばさんが自家製の食べ物を売っています。
ートイレのことー
各車両とも前後に2ケ所、トイレがある、トイレットペーパーは不足しがち、又駅停車中は使用禁止となり駅手前で鍵をかけるので要注意!
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カムチャッカ半島
ペトロ
パヴロフスク
カムチャッキー |
地球に残されたかず少ない大自然の宝庫にふさわしい最果ての秘境の地です。空港があるのは半島の南側、ベーリング海に開けた天然の良港、州都ペトロパブロフスク・カムチャッキー、この町へ行くには空路、ウラジオストック経由とハバロフスク経由となります。(所要飛行時間は6時間ほどです)夏には成田空港から直行で行くチャーター便も飛んでいます
小さな空港に降り立つとまず目に入るのが眼前に迫るようにそびえる富士山のような美しい山(コリャーク山とアヴァチャ山)真夏でも山頂には雪を戴いています。空港から市内までは車でおよそ30分ほど、背中に活火山を背負った小さな町です。地震や噴火は日常なので特に怖くは無いと町の人たちは言います。この小さなカムチャッカ半島には30余りの成層火山が今なお活動し半島の中央広がるナリチェボ自然公園他がユネスコの世界自然遺産に指定されています。自然豊かなこの半島はアウトドア派には天国、フラワートレッキング、バードウォッチング、ラフティング、フィッシング、と何でも出来ます。又至るところに温泉が湧出していて旅の疲れた体を癒してくれます。町の近くのヴィストラヤ川では河原を掘ると温泉が湧き出て短い夏を楽しむ町の人たちのキャンプ場にもなっています。 |
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サハリン
ユジノ
サハリンスク |
州都はユジノサハリンスク(旧日本名は豊原)、日本からの航空路は函館空港から、週に2便、(所要時間約2時間)千歳空港からは週に1便(所要時間1時間30分)でサハリン航空が就航しています。北海道の宗谷岬からは直線で50キロ、戦前までは南側半分は日本の領土だった、樺太。多くの日本人が住んでいました。西は間宮海峡、東はオホーツク海に面し豊富な北洋の漁業資源と最近では石油や天然ガスの開発が進められ日本から進出している会社も多くなってきています。温泉や豊かな自然を楽しむフラワーウォッチングやバードウォッチング、アザラシの見学等々エコロジーツアーには最適です。透きとおった川には魚影も濃く素人でも簡単にフィッシングを楽しむ事が出来ます。日本時代の建築物が今なお現存してノスタルジックな雰囲気も味あえます
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ウラジオストック |
かつて人気グループ・スマップのg草剛主演の日本映画「ホテルビーナス」(2004年公開)のロケが最果ての町、ウラジオストックで行われました。映画のロケ地に選ばれた理由は、「アジアでもなくヨーロッパでも無くコスモポリタン的な雰囲気を持っている」からだそうです。20世紀半ばより、長い間、軍港としての性格から外国人には訪問が許されない遠い街でした。冷戦時代にはそこはロシア人で有っても特別な許可が必要な海の砦、閉鎖都市でした。古くはヨーロッパ旅行の起点として多くの日本人達が此処から巴里を目指しシベリア鉄道を利用したようです。日本から最も近い外国として極東の地で出会う最初のヨーロッパの街並みは、ここウラジオストックから始まります。坂の多いところから「極東のサンフランシスコ」又ユーラシア大陸の東の果てに位置するところから「日本に一番近いヨーロッパ」と言われています。此処を起点とする世界最長のシベリア鉄道(約1万キロ)は、一週間でシベリアの大地を駆け抜け別名「動くホームステイ」とも言われ世界中の旅人にとってはいつの時代でも憧れでした。市内観光や一般家庭を訪問しロシアの家庭料理などの文化習慣も肌で感じていただく事が出来ます。又、郊外に多く見られる”ダーチャ”(個人用コテージ)も体験していただく事が可能です。 |
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ハバロフスク |
新潟空港からダリアビア航空で1時間半の所要時間と近い、ハバロフスクの空港が近づき機体が着陸態勢に入ると眼下にはシベリアの森の中にきらきらと光りながらゆったりと流れるウズリー川ともアムール川とも見分けがつかない大河の蛇行が行く筋も目に入ります。空港は白樺の林に囲まれていてハバロフスクの市内までは20分程と近く便利です。街もアムール川(中国名:黒竜江)に沿って開けた人口60万人の極東の政治経済の中心都市、帝政ロシア時代の探検家ハヴァロフに因んでハバロフスクの名づけられました。林に囲まれ緑豊かな落ちついた街並みはヨーロッパの田舎町を思わせます。車で少し走り郊外に出るとロシア人の夏の家庭菜園”ダーチャ”
が点在し深い森へと繋がっています。此処にはシベリアタイガーの自然保護区もありアムール川の国境を隔てるとそこはもう中国の北辺になります。短い夏の川辺はカラフルな水着の賑わいも見せます。ウラジオストックが外国人に解放されるまでこの街は極東シベリア唯一の窓口でした |
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イルクーツク &バイカル湖 |
世界自然遺産バイカル湖に行くには空路でイルクーツクに入るか、陸路シベリア鉄道から入るかになります。空路は新潟又は富山空港からウラジオストックかハバロフスクを経由します。イルクーツクは別名「シベリアの巴里」と言われるだけに煉瓦造りの建物が重厚さを見せています。街中を歩いているとヨーロッパそのもの、美術館、博物館,教会と見るところもたくさん有りますが素晴らしいのはズナメンスキー修道院、院内にはいると多くのイコンが飾られて修道士たちの祈りと善女が歌う聖歌がこだまして荘厳な雰囲気をかもし出し其の美しい響きに圧倒されます。黒装束の修道士が香炉を振りながら祈りをささげています。余りの見事さに見とれていますと高僧らしき年老いた修道士がイコンの撮影を許可してくれ説明もしてくれました。イルクーツクの街の中央を流れるアンガラ川、右岸には街の中心部、左岸にはシベリア鉄道のイルクーツク駅があります。街から綺麗に舗装された自動車道路が一筋、白樺の林の中を一直線に伸び一時間ほど走ると世界最大の淡水湖、バイカル湖に着きます。途中にはシベリア木造建築博物館やバイカル湖博物館もあり一見の価値が有ります。シベリアの真珠と呼ばれるこの湖から流れ出る唯一の川がアンガラ川、河口の町がリストヴィヤンカ、町というより小さな漁師村と言ったほうが似合いそうな町です。最近ではカラフルな別荘も立ち始めています。シベリア鉄道で湖岸を走るとこの湖の大きさが実感できます。雑誌などで紹介されているバイカルアザラシを見るのは至難の業
バイカル湖畔リストビヤンカ村にはこの地に抑留され亡くなった旧日本兵の墓地もあります。時間が許すなら是非、香の一本、花一輪でも手向けていただきお参りをしてください。この他シベリアには各地にこのような慰霊碑が多く有ります。(こだわりの旅のささやかなお願いです。) |
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ウラン・ウデ |
イルクーツク駅からシベリア鉄道で約7時間東に走ります。イルクーツクの駅を出発し1時間ほどでシベリア鉄道の進行方向左にアンガラ川河口からのバイカル湖が見え出します。此処から約4時間近くの間はすっと列車の車窓にバイカル湖が付いてきます。地図で確認をしますとこれでもバイカル湖の湖尻のほんの一部分此処でバイカル湖が如何に大きいかが実感できます。シベリア鉄道はウラン・ウデから支線がわかれて南下してモンゴルのウランバートルへそして北京へと続きます。ウラン・ウデはロシアのブリャート自治共和国の首都です。ブリャート人の多くの人々は非常に日本人に似ています。そもそもバイカル湖一帯にはモンゴロイド系の少数民族の人々が多く住み一説には日本人のDNAに最も近い人々と言われてもいるようです。こだわりの旅、ではブリャート国立大学東洋言語学部日本語学科と提携して、日本語を学ぶ学生宅へ泊めていただくのホームステイ体験の旅を企画いたしました。お世話をしていただくのは大学で日本語を教えている先生方です。この町は北へ行くとバイカル湖、南へ下ればモンゴルの草原のような景色になり郊外には大きなゲル(モンゴル遊牧民のテント)を形どったレストランも見られます。宗教はチベットのラマ教のダッツアンという寺院がみられます。 |
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